毎年大会が終了した時点で、初参加者の方はどのような感想を持ったのだろう…と、とても気になります。
具体的な声として「1問も答えられなかったけど楽しかった!次こそは答えたい!」「1問正解できて本当に嬉しかった」などとお寄せいただけると、まさに大会の目的が果たせたと感無量になります。
しかし、初参加者のみなさんがすべて上記のような感想を抱くはずがないのはわかっています。一度だけの参加で終わってしまっている人もたくさんいるのですから(笑)
そういった方々の感想は「レベルが高い…」「私がいるのが場違い…」「正解できなくて面白くない…」といったところなのでしょうか。
たとえ1問も正解できないで終わったとしても、その結果だけで判断するのではなく、もっと大きな視点でクイズや大会をプラスに捉えていただきたいと思っています。
深澤さんのトークにくすりとも笑わなかった人はきっといないでしょう。クイズとは、その問題をきっかけに色々と話題が広がるものなのです。蘊蓄が存分に含まれたこのトークを聞きに行くだけでも価値があると思いませんか?
また、1問も答えられなくても、押し負けてしまった問題、自分以外の組だったら答えられた問題はありませんでしたか? だとしたら次こそは正解してやろう!と考えてみませんか? 日々の話題へ今までより注意を向けるだけで正解の確率はぐんと上がります。
早押しの早さに圧倒されてしまったのならば、今度は圧倒されないように「アタック25」を自分が解答者になったつもりで答えてみてください。そうして「女だらけ」に1問でも正解したいという気持ちをきっかけに、新聞の読み方、テレビの見方が少しでも変わったら生活に潤いが出てくることもあると思うのですがいかがでしょうか。
…などと主催者側は都合良いことばかり勝手なことを考えてしまいますが、初参加者の方、またはかつてご参加いただいたことのある方で少しでも参考になれば幸いです(笑)。